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ノボジーン国内ラボにFalcon III スマート生産ラインを導入 ―納期を革新し、研究を加速 ―

2025年10月1日 — ノボジーン株式会社は本日、東京大学柏II キャンパスラボに次世代シーケンス(NGS)の超高性能スマート生産ライン「Falcon III」を導入し、本格稼働を開始したことを発表しました。本取り組みは、我が国の研究開発コミュニティへの支援をさらに強化し、お客様にこれまで以上に迅速かつ高品質なゲノミクスデータを提供するというノボジーンのコミットメントを体現するものです。

最新のFalcon IIIプラットフォームとIllumina NovaSeq X Plusを組み合わせた完全自動化ワークフローにより、納期は国内の他サービスラボと比べて今までの半分以下(最短5営業日)に短縮。一方で、世界水準のデータ品質(Q30 > 85%)と高い再現性を保証します。Falcon IIIの導入により、国内ラボのデータ生産性と効率は大幅に向上し、研究者はこれまで以上に迅速に高品質なデータを取得し、研究を加速することが可能となりました。

研究者へのメリット

  • 大幅な時間短縮: データ取得までの待機時間を削減し、研究サイクルを加速。プロジェクトの早期完遂を可能にします。
  • コスト効率の最適化: 研究期間の短縮はリソースの有効活用につながり、経費削減にも貢献します。
  • 高品質データの維持: Falcon IIIは生産性向上と同時に、優れた精度と信頼性を維持。品質を犠牲にせず高速処理を実現します。
「このたび、我が国の科学研究のさらなる発展に貢献できることを、心より光栄に存じます。Falcon IIIの導入は、単なる設備更新にとどまらず、研究者の皆様に提供するサービスの質を根本から向上させるものであり、革新的な研究環境の構築に寄与する重要な一歩です。ノボジーンは、日本の研究者の皆様が世界最高水準のゲノミクスサービスを最大限に活用し、国際的な競争力を維持しながら、未来を切り拓く発見を生み出せるよう、最良のパートナーとして全力で支援してまいります。」
ノボジーンは今後も、日本国内ラボの機能強化を通じて、我が国の科学コミュニティの成功に貢献してまいります。

片桐友二・ノボジーン株式会社代表執行役社長のコメント


ノボジーン株式会社について

ノボジーン株式会社は、2020年から東京配送センターを整備し、ヘルスケアや農業を含む多様な分野の研究者が研究目標を実現できるよう、高品質で迅速かつ費用対効果の高いオミクスソリューションを提供してきました。2024年からは、多様なニーズに迅速にお応えできるよう、日本国内にもラボを構えました。世界最大級のシーケンス解析能力を有するノボジーンの一員として、急速に進化するゲノミクスの世界で研究者の皆様に貢献し続けます。
詳細はこちらへ https://jp.novogene.com/